【黒澤明監督】酔いどれ天使


 

 

 

やくざと医者を題材にした映画です。

 

音と映像の対位法(コントラプンクト)を行っています。

 

主人公が結核に苦しみながら闇市をさすらう陰鬱な場面に、

 

あえて陽気な曲である「カッコウワルツ」を流しています。

 

 

この映画の制作中、黒澤明監督の父が秋田で死去した。


仕事のため、秋田に行くことが出来ず、暗い気持ちで新宿を歩いていた。

 

その時、陽気な曲である「カッコウワルツ」が聞こえてきた。

 

その実体験をもとにしています。